お知らせ | 【簡単な蒔絵体験会】 東京都中央区八丁堀 3-18-7 |
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お知らせ | 【金継ぎ教室】 東京都中央区八丁堀 3-18-7 |
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5月8日 | 『第30回 日本文化を担う 漆の美展』 |
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第30回の『漆の美展』は東京都美術館で開催されました。
会報等で予告していたものの、会場の規模に比して、応募作品数に不安があったが、それも杞憂に過ぎず89点の出品が有り、工芸台も予定していた6台から8台に増やして展示することができました。
何よりパネル作品が適所を得て本来の力を発揮できるようになったことは幸いでありました。
作品の審査については例年通り審査委員による10作品選定から始まる点数制で厳正に受賞作品が決められました。
今回特別賞として、第30回記念特別賞が設けられました。この賞に該当する点数を得た1名は初出品でありましたので新人賞になり、もう一作品も他賞を得て、この賞にふさわしい2名が選ばれました。
14の受賞作品のうち台湾からの出品者が3名含まれており、漆樹液の広がりを感じさせるものでした。
館内のスタジオでは【蒔絵体験】も実施されました。
初めての会場設営及び会期終了までの運営に会員の多大な協力があり、盛況のうちに無事に終了できたことに感謝申し上げます。
来年は同じく東京都美術館ギャラリーCにて開催を予定しております。
東京都美術館展示風景
審査風景
1月23日【蒔絵体験】 1月21日【ギャラリートーク】
当協会は1948年(昭和23年)に設立されました。その5年後に社団法人となり、2014年(平成26年)に一般社団法人となりました。
精漆・生産・流通・漆工芸・愛好家など、漆に携わる様々な会員のお力を頂き、漆工界全般の振興・育成・発展に寄与することを目的として活動しております。
漆文化、漆技術に関わる方の制作発表の場として、「漆の伝統美」を広げ、育むことを目的とした展覧会です。
文徳天皇の第一皇子惟喬親王が、京都嵐山法輪寺に参籠され、本尊虚空蔵菩薩より漆の製法と漆塗りの技法を御伝授されて完成し、日本国中に広めたものという伝説があります。その参籠満願の日が11月13日といわれております。
昭和60年に、日本漆工協会はこの11月13日を「うるしの日」と制定いたしました。
漆文化の発展を祈り、当協会では「うるしの日」に関連する事業として展覧会、研究会、講演会などを開催しております。
漆文化に関する情報提供
協会誌『日本漆工』は、1948年より発刊を続けてまいりました。会員に漆工界の新しい話題や、会員の皆様の活動状況などをお伝えしています。